車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
まぁ……でも。
「別にどんな奴でも
俺は、負けないけどな。絶対に交わして
シュートを決めてやる」
フフンと得意気に言った。
「アハハッ……それは、頼もしいな」
そんな俺に早川兄ちゃんは、笑っていた。
少し遠い体育館に着くと
スタッフの人達に降ろすのを手伝ってもらう。
そして着替えると身体を温めた。
するとしばらくして
新垣監督が美堂って奴を連れて現れた。
ゲッ……マジかよ!?
そいつは、サラサラの黒髪で白い肌。
まつ毛もバサバサに長く鼻筋が通った
女みたいな綺麗な顔をした奴だった。
生意気……。
でも、マジで女みたいな顔だ。
コイツが……美堂?