きみだけに、この歌を歌うよ
原曲よりもキーを2つさげて歌っていたから、何度も聴いたことのある曲なのにぜんぜん違う曲みたいだ。
「私を濡らす冷たいこの雨。私のかわりに空が泣いてるみたい。ねぇ、まだ好きなの。ふたりで行きたい場所があるの。ねぇ、いかないでよ。どうしてもきみじゃなきゃダメなの」
スタジオ全体を包み込むような、そんな包容力のある優しい声。
なんど聴いても素敵な声だ。
妹とふたり揃って泣いてしまうくらい、九条くんが歌う『雨色』に感動してしまった。