甘く、蕩ける。
それからというもの、私はほぼ毎日花屋に

通い詰め、夜は毎日とまではいかないけど

週3日くらいは彼の家で過ごしていた。


今日も・・・


「あっ、いいっ」

蜜月は一ヶ月くらい続き、私達はひっそり

とホテルで体を重ね合わせていた。いや、

正しくは部屋の浴室。

「俺もいい。最高・・・」

ローションで濡れた肌が隙間なく擦れて熱

を生む。激しく揺さぶられ、胸が弧を描く

ように揺れた。

「そこ、変になる・・・からぁ」

粒が尻に触れる度、奥に甘い刺激が走る。

律動を繰り返し、溢れる蜜の真ん中を更に

擦り上げられた。

「そうやってる内は、まだまだ欲しい証拠

ですよね?」

クスクスと笑われ、狂うまで激しく愛され

て。気づけば手を繋いで甘声を吐き出して

いた。

「ひゃあっ」

差し出していた胸は、すぐに目ざとい彼の

餌食になる。
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