計画的恋愛
「臨時講師の一条暁です。よろしくお願いします」


入ってきたのは、キッチリとスーツを着たまさかの暁君だったから。


嘘でしょ!?
何故に此処に!?

朝、一緒に御飯を食べた時には何も言って無かったんだけど!!


まさか、私が学校に付いて来るなって言ったから、どうにかして私の近くに居る為に臨時講師に……?

でも代わりの講師に、大学院生でもない工学部の暁君がどうやってなったわけ……?

ま、まさか、助教授が心を病ましたのも暁君の計画のうちだった……?

まさかね……。


「えっ!一条暁って、聞いたことある!天才すぎて誰もついていけなくて、教授も論破しまくってきた伝説の生徒だって!教授達が大学院を薦めたのに全て蹴ったって!」

後ろの男の子が興奮しながら話しているのが耳に入ってきた。

暁君…そんな凄い人だったの……!?


「では、始めます」

スーツを着て、真面目に先生やってる姿が不思議で堪らない。

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