計画的恋愛
「俺が此処に住むのを反対しているけれど、君はひよをこの家に一人にさせられるの?」

「え」

お兄ちゃんは固まる。


「三週間後にはご両親は大阪に行ってしまって、ひよはこの家に一人になってしまうよ?家事も一人で出来ないし、ひよを一人でこの家に住まわせる気?」

う……!
暁君にハッキリと家事が出来ない女だと言われてしまった!恥ずかしすぎる……!

「それなら俺が帰って来る!」

「仕事はどうする気?」

「辞める!」

えっ!?


「お兄ちゃん!私のためだからって、仕事を辞めるなんて無茶苦茶な事言わないで!」

昔から過保護だったけれど流石に私のために仕事を辞めると言い出したら止めないわけにはいかない。

「ひより……」

「壮亮、俺はひよにプロポーズしてるから安心して大阪に帰ってよ」

「はぁ!?!?プロポーズ!?!?絶対に許さない!!!」

にっこりと笑顔で言った暁君にお兄ちゃんは更に激昂。火に油。

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