計画的恋愛
もう帰ろう。

今度部屋に業者を呼んで鍵を付けよう。

暁君が絶対に入れないようにするために。


私は涙が流れていた事を思い出して拭った後、ブランコから立ち上がる。

そして踵を返して暁君に背を向けて歩き出す。



「何処に行くの?」


何故か暁君に腕を掴まれた。


「帰るの!その人とデートしてるんでしょ!?私に構ってる暇なんて無いでしょ!?」

「ひよは俺が浮気してると感じて焦ったの?傷付いたの?」


え。


「そんなわけない!」

「じゃあ何でそんな苛々してるの?」

「してない!」

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