計画的恋愛
突然聞こえた玄関が開く音。

暁君の唇が私から離れ、私も正気に戻った。

だが目の前の暁君は不機嫌マックスに。


この音の犯人は一人しか居ない……。


『ドタドタドタドタ!バン!』
「ひよりーーーーーーーーーーーーー!雨だーーーーーーーーーーーーーー!!」


やっぱりお兄ちゃん……。

しかもずぶ濡れ。
どうやらスコールに当たったらしい。


「お前、俺に殺されたいのか?」

私は助かりましたけど、暁君が怖すぎる。

乾さんの次に、お兄ちゃんの首を締めかねない。


とりあえずキッチンからタオルを持ってきてお兄ちゃんの頭を拭いた。

お兄ちゃんと暁君を一先ず遠ざけよう。

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