計画的恋愛
「それよりもお兄ちゃん、お風呂に入ってきなよ。風邪引いちゃうよ」

「うぅ…俺に優しくしてくれるのはやっぱりひよりだけだよ……」

「150万やるから、さっさと帰れ」

「うぅう!!!」

暁君の冷たさに再び泣き出すお兄ちゃん。


「暁君…お兄ちゃん、失恋してさらには詐欺にあって、流石に可哀相だから許してあげて」

だが何も返してくれない暁君。

「暁君、お願い……」

「……今日だけだぞ、壮亮」

暁君は舌打ちをすると不機嫌のままキッチンへ。


そして暁君はなんだかんだお兄ちゃんの分の料理を作ってくれた。


「ほら、お兄ちゃん食べて?暁君の料理すっごく美味しいよ?」

「食欲無い……」

だがお兄ちゃんは箸を持ったまま動かない。


「食べなくて結構。近所の野良猫に配ってくる方がマシ」

「うぅ……」

この二人は、もう……。
私、疲れたよ……。

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