計画的恋愛
「で、お金は返すって言ったの?」

「言ってくれたよ……」

「いつ貸して、いつ返すって?」

「三ヶ月前から少しずつ貸してた……。まだ返してもらってないし、まだまだ治療費は掛かるって言ってたからまだ返って来ないよ」

お兄ちゃん、まだキヨちゃんを信じてる。


「借用書は作った?」

「しゃくようしょ?」

ダメだこりゃ。


「…もう良いや。お兄ちゃん、私大阪に一緒に行くからお金、取り返そう」

そう伝えるがお兄ちゃんは私から顔を逸らして黙り込む。


「……ひより…キヨちゃんは違う……」

そしてやっと話したと思ったら、まだキヨちゃんを信じてる。


「金の行く先はホスト」

「「え」」


暁君が突然言った。

お兄ちゃんも私も言葉を失う。

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