計画的恋愛
『すごいね、清子』

『でしょ?忘れた頃にまた見せてあげるね』


シャンパンタワーは流石に二人じゃ飲みきれ無いので、キヨちゃんはホストを呼ぶとお酒を配っていく。
お酒を受け取るホストに「姫、ありがとうございます!」と言われる度、キヨちゃんはどんどん上機嫌に。


この人、お金払えるの……?
だってシャンパンタワー、金額が気になって調べてみたら三十万だったよ……?


『あ、今何時だろう?』

『どうしたの?暁君』

『店長に一時間で一旦戻れって言われてたの、忘れてた』

『時計持ってないの?』

『うん。スーツ買ったらお金無くなっちゃったから』

『そうなんだ』

『ごめんね清子、今何時かわかる?』

『今、21時だよ』

『ちょっと一旦戻るね』

『分かった』

そう言って暁君は立ち上がった。

するとその後すぐにキヨちゃんも立ち上がった。
化粧直しにでも行くのだろう。

< 385 / 582 >

この作品をシェア

pagetop