計画的恋愛
怖くなって私は布団を頭まで被る。

が、何か聞こえるような気がしてならない。


これは確かめないと怖すぎて眠れない。

私は声の発信源を確かめるべく、布団からソロリと出る。

怖くてとりあえず明るさで誤魔化そうと部屋の電気を付ける。

声の聞こえる方へと歩いていくと少しずつハッキリと聞こえてくる。


『暁君…どうしてここに来たの?まさか私の身体を狙ってる?』

『清子は俺にどうして欲しいの?』

この会話、そして声は私の鞄から聞こえる。

私は鞄を漁って暁君に渡された盗聴器を出す。


『そんなの言わなくてもわからない?』

『でもお店のルールでは一線を越えちゃダメって決まりがあるよ?』


やっぱり盗聴器から!

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