計画的恋愛
なんか、嫌な予感がする……。


するとその一分後、今日もお兄ちゃんの携帯が震える。


「まさか……キヨちゃん?」

「あぁ……」


やっぱりキヨちゃん。

そしてお兄ちゃんが電話をスピーカーにして出ると、


『壮亮君…グスッ…お金、無理かな……』

今日は泣いている。


この女、凄すぎるよ。

お兄ちゃんが無理だと伝えるとすぐに電話は切れた。



『ごめん、お待たせ』

そして何事もなかったかのように暁君の前に笑顔で戻ったキヨちゃん。


もう貴女、役者になりなさいよ。

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