計画的恋愛
「ヒヨリ、アキラがいるみたい。次はヒヨリがアキラと話せるわ」

「え」

クリスティーナの一言に私は目を見開いた。
暁君、カリフォルニアから来てくれたんだ!

すると携帯を持っている男が私に携帯を向けた。


『ひよ、無事!?怪我してない!?』


いつも飄々としている暁君の声が明らかに焦っている。

平静じゃない暁君の声を初めて聞いた。

それが更に私に恐怖と不安を与えた。

そしてこれがさっきと同じイタズラではないと私に確信させた。


「暁君……!」

「すぐ助けに行くから」

「うん……暁君……」
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