計画的恋愛
「何よ。何だかんだでやっぱりアキラのこと好きなんじゃない」

「こんな状況で不安にならない方がオカしいよ……」

私は涙を拭う。

「まぁね。でも大丈夫。私のパパはお金持ってるし、きっと私達助かるわ」

そう言ってクリスティーナは私の背中を撫でてくれた。


「今、何時だろう……」

「あの時確認したら18時だったから、それ以降としかわからないね」

「あれ?でもイタズラの時、18時って言ってなかった?」

「あれは嘘みたいよ?時間が経ってた方が焦るとでも思ったんじゃない?」

なんと手の込んだイタズラ……。


「でもお金を用意するのは銀行が開いてからだよね……。となると例えば今が夜の0時だとしても、あと九時間以上はこの状態なんだよね……」

「そうね……」

まだ暫くはこの恐怖の中に居ないといけないんだ……。
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