クールな部長は溺甘旦那様!?
あの時は慎一も一緒にいて私の引越しを手伝ってくれた。そして、ふたりの将来のことを話しながら幸せに思えた。彼が今どうしているかなんて気にならない。というのは嘘だけれど、別れた男のことなんて、考えていても仕方がない。
「あっれ~、どこに行ったかな……?」
今日は早めに仕事が終わって、部屋を片付けるべくどこにも寄り道せずに家に帰ってきた。何でもかんでもとりあえずバッグに詰め込んだせいか、自分が普段使っていたマグカップが見当たらない。
赤くて白いドット柄のお気に入りのカップだ。持ち手がほどよく自分の指に合っていて使いやすかったのに……。もしかしたら、慎一のマンションに置いてきてしまったかもしれない。そう思い、私はすぐさまスマホで慎一の番号を呼び出して電話をかけた。
「あっれ~、どこに行ったかな……?」
今日は早めに仕事が終わって、部屋を片付けるべくどこにも寄り道せずに家に帰ってきた。何でもかんでもとりあえずバッグに詰め込んだせいか、自分が普段使っていたマグカップが見当たらない。
赤くて白いドット柄のお気に入りのカップだ。持ち手がほどよく自分の指に合っていて使いやすかったのに……。もしかしたら、慎一のマンションに置いてきてしまったかもしれない。そう思い、私はすぐさまスマホで慎一の番号を呼び出して電話をかけた。