双姫・嵐王 番外編


軽い口付けは次第に官能的な口付けに変わる。


類「ん…。」


唇が離れるのが寂しいと思うほどだった。

そして、今は濡れた瞳で俺を見下ろす朱音から
目が離せない。


朱音
『人を…その気にさせておいて今更逃げるわけ??』


ゾクッ!!


その言葉で朱音も俺を求めていると理解した。


普段はそういうことも言わないこともあって、
言葉では表せられない悦びが心にしめる。


< 204 / 257 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop