双姫・嵐王 番外編


「ハァ…ハァ………。」


組を出て街に戻ったおねぇちゃんは
路地裏で息を整える。


「ねぇ、君一人??」

「うわ!!ちょー美人じゃん!!!」

「ラッキー♪」


最悪なタイミングで男達が声を掛けた。


「俺らと遊ばね??」


「…良いよ、私も遊びたかったし。」


氷の様な笑みを浮かべた後、
その男達は直ぐに地面に横たわっていた。


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