サクラサク

言われたいコトバは星の数程有るのに

言いたいコトバは何一つ浮かんで来ない。

器用にスラスラとは出ては来るのに

これっぽっちも君へと届いては居ない。

そんな気がして。

お腹がこう、

うずうずっとするんだ。

どうすれば君が首を傾げてくれるのかな?

そんなワクワクも孕んで。

今日も僕は空箱を振り続ける。


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