アーモンド~キミとの物語~


それから数日後のホームルームで文化祭でなにをやるか話し合いが始まった

それぞれクラスから一人ずつ実行委員会のメンバー決めや何をやるかなど決め事がある
それを生徒会へ持ち込み使う教室の場所の確保から準備物での必要品も決める

多数でかぶる場合は学年クラス関係なく合同で行うのも良しとされた

「……では、今年の文化祭の内容はこれで決定します」

生徒会では実行委員会に選ばれたメンバーと各クラス委員に混じっての話し合いが終了した
千咲たちB組は去年やった喫茶店が評判が良かったおかげで今年も喫茶店に決定する

創汰は今年は実行委員会にならずに済んだのだ

「では、B組は今年も喫茶店に決まりました!」

クラス委員である城田 杏(しろた あんず)が生徒会でも話し合ったことを黒板に書いていき必要な物品や誰がなにをやるかを決めていく

「萩原さん、今年も喫茶店のメニュー決めや看板のデザインお願い出来る?」

「うん、いいよ!」

「じゃあ今年もデザイン等は萩原さんに決定します!」

パチパチと拍手が上がる
千咲の絵の評価はクラス一であり誰も反対するものが居ない

クラスでのバイト経験も少なくメニューなどはクラス内で決めることにした

「では、萩原さんが看板のデザイン担当します。あとは教室の内装をどうするかですがーーー」

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