アーモンド~キミとの物語~


「それはなんか分かるかも。軽食もデザートも飲み物もすごく美味しいもんね」

「ふふっ、私も同じです!」

「さ、もう少しで休憩だから頑張りましょう」

「はい!」





キリの良いところで休憩に入る二人
休憩中に食べるお昼ご飯に持ってきたサンドイッチを一口食べる

ほのかも同じくサンドイッチを頬張りながらシフトを見て何かを考える

「んー…」

もぐっ、と食べる様子を見て千咲は声を掛ける

「ほのか先輩?」

「ん?」

「さっきからずっと睨めっこしながら食べてますけど…なにか予定でも?」

「ん、ああ。あのね、私たちのこの休みを利用して遊びに行けないかなって」

トンっと休みのところに指差しながら呟く
バイトの出勤もあり千咲とほのかは他の人よりも夏休みは少ない感じになる

かくゆう、秋斗や創汰、愛未も毎日ヒマというわけでは無いのはわかってるが未だに夏休みらしいこと一つもしていない

学校生活最後のほのかたちも何か思い出を作りたいと夏休み前に話していたことを千咲は思い出していた

(そういえば…夏休み前にそんなこと話してたかも)

夏休みの楽しみといえば、夏祭りや花火大会、海水浴、プールやキャンプなどが頭に浮かぶ

「ねぇ、千咲ちゃん」

「はい?」

首をかしげて返事をする

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