金曜日の流星群
見てない…

わけが無い。栞が挟んであったあのページ一語一句間違いなく覚えている人が「そんなに」なんて違約だ。



「し、栞のページと最初の方だけ…少し見た。誰にも言わないから」



「嘘つき。めっちゃ見てんじゃん」



「…ごめん!」



てっきり、怒られていじめられて脅されて…

って私の中のナツメ君像酷すぎ。

それとは反対にニコニコと何でもなさそうに笑う。好きな人がいるってクラスメイトの私に知られたんだし、少しは動揺すべきじゃ…
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