金曜日の流星群
「僕、いつ死ぬかわかんないんだ」



「うん。」



ナツメ君は死が近づいているからか急にしおらしくなったりする。
どう対処すればいいのか分からないので、私は優しくナツメ君に寄り添うことしか出来ない。

それが辛い時もあるんだけど、頼ってもらえたりするのが嬉しかったりする。

ナツメ君がいなくなるのを知っているのに、ナツメ君がいなくなるのが想像出来ない。



「いつ死んだってナツメ君はナツメ君で、えっと……」



何が言いたいか分からなくなって私も私でテンパってくる。



「なんで紫音がおかしくなってんの、クハッ」



ナツメ君に爆笑されて会話が終了。
何だったんだ。
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