金曜日の流星群
「いつまで笑ってんの?」
階段を降りて下駄箱に着くまで私がニヤニヤとしているせいか、不機嫌なナツメ君。
「ずっと笑ってくるナツメ君に言われたくないもん!」
いつもの仕返しと言わんばかりに言い返すとナツメ君はまた笑い出す。
ここでもからかうつもりか…
ため息で最大限の講義をしようとしたがふとナツメ君が遠い目をした。
「僕、笑えてるんだ」
本人は言ったことに気がついていないようだったので私はナツメ君を置いて下駄箱を出た。
聞いちゃいけないことだよね…?
誰だってキャラ作りはそこそこしてるからね。と適当に割り切っておいた。
「星見に行こ!」
代わりに私は空を指さした。
階段を降りて下駄箱に着くまで私がニヤニヤとしているせいか、不機嫌なナツメ君。
「ずっと笑ってくるナツメ君に言われたくないもん!」
いつもの仕返しと言わんばかりに言い返すとナツメ君はまた笑い出す。
ここでもからかうつもりか…
ため息で最大限の講義をしようとしたがふとナツメ君が遠い目をした。
「僕、笑えてるんだ」
本人は言ったことに気がついていないようだったので私はナツメ君を置いて下駄箱を出た。
聞いちゃいけないことだよね…?
誰だってキャラ作りはそこそこしてるからね。と適当に割り切っておいた。
「星見に行こ!」
代わりに私は空を指さした。