隣の席の不思議系彼女
「安城君、よろしくね」
森下君に行きましょう、と手を取られながら振り向いた上間さん。
優しげに微笑んでいて、まさにお嬢様だった。
……俺の隣でまだ笑っている、破天荒お嬢と交換してくれ……。
俺が後ろ姿をぼんやりと見つめる中、2人は仲良さそうに去っていった。
それはそうと……。
「……壺山……。
また俺を何かに巻き込んだな……?」
「昨日話そうと思ってたんだけど、なかなか機会がなかったのよね。
てなわけで安城、上間さん家のパーティに行くわよ?
来週末の土曜日よ。
正装でよろしくね」
正装って言われても……。
「……正装ってさ、制服?」
一瞬ぽかんと目を見開いた壺山は、すぐにまた笑いだした。
「ウケる!
この格好で行くつもりなの?」
森下君に行きましょう、と手を取られながら振り向いた上間さん。
優しげに微笑んでいて、まさにお嬢様だった。
……俺の隣でまだ笑っている、破天荒お嬢と交換してくれ……。
俺が後ろ姿をぼんやりと見つめる中、2人は仲良さそうに去っていった。
それはそうと……。
「……壺山……。
また俺を何かに巻き込んだな……?」
「昨日話そうと思ってたんだけど、なかなか機会がなかったのよね。
てなわけで安城、上間さん家のパーティに行くわよ?
来週末の土曜日よ。
正装でよろしくね」
正装って言われても……。
「……正装ってさ、制服?」
一瞬ぽかんと目を見開いた壺山は、すぐにまた笑いだした。
「ウケる!
この格好で行くつもりなの?」