恋よ、来い。 ~傷心デレラの忘れもの~
「そうとも言えるわね。楽しみの一つよ。でも、そうねぇ・・私が陽菜(ひな)ちゃんくらいの年齢だったら、岸川さんとおつき合いしても良かったかなー」
「えーっ!?マジで!?」
「なぁんてね。でも、これは真面目な話、湖都ちゃんと壮介さんを結婚させて悪かったと思ってるわ。あの人、感じは良かったし、浮気癖があるなんてお母さんも知らなかったから・・。あれくらい押しが強い人なら、大人しい湖都ちゃんをグイグイ引っ張ってくれるんじゃないかって思ってたんだけど・・頼りがいがあることと包容力があるかないか、お母さんは根本的に見誤ってたわ。ごめんね」
「えーっ!?マジで!?」
「なぁんてね。でも、これは真面目な話、湖都ちゃんと壮介さんを結婚させて悪かったと思ってるわ。あの人、感じは良かったし、浮気癖があるなんてお母さんも知らなかったから・・。あれくらい押しが強い人なら、大人しい湖都ちゃんをグイグイ引っ張ってくれるんじゃないかって思ってたんだけど・・頼りがいがあることと包容力があるかないか、お母さんは根本的に見誤ってたわ。ごめんね」