恋よ、来い。 ~傷心デレラの忘れもの~
頭に血が上るほど恥ずかしくて、顔が真っ赤に染まったのを十分感じた私は、両手で顔を覆いながら俯いた。
岸川さんにヘンな顔を見られたくなかったから。
「あぁ、まぁそうだな。悪かった。ごめん、湖都ちゃん。でも、もう10年前のことだしさ。普段飲み慣れてないだけだろうと俺は思ってたから・・・」
「・・・はい?」
・・・普段、飲み慣れてない・・・?
なんか・・私が思っていることと、岸川さんの言動に、微妙な食い違いがあるような・・・。
岸川さんの言葉につられるように、覆っていた手を顔からおろして顔を上げた私は、再び岸川さんと目が合った。
そこには、私を気遣う、優しい岸川さんの顔があった。
それを見ただけで、張りつめていた私の緊張が解けていく。
そして・・私の鼓動がドキドキ高鳴り出す――。
岸川さんにヘンな顔を見られたくなかったから。
「あぁ、まぁそうだな。悪かった。ごめん、湖都ちゃん。でも、もう10年前のことだしさ。普段飲み慣れてないだけだろうと俺は思ってたから・・・」
「・・・はい?」
・・・普段、飲み慣れてない・・・?
なんか・・私が思っていることと、岸川さんの言動に、微妙な食い違いがあるような・・・。
岸川さんの言葉につられるように、覆っていた手を顔からおろして顔を上げた私は、再び岸川さんと目が合った。
そこには、私を気遣う、優しい岸川さんの顔があった。
それを見ただけで、張りつめていた私の緊張が解けていく。
そして・・私の鼓動がドキドキ高鳴り出す――。