恋よ、来い。 ~傷心デレラの忘れもの~
「真緒さんも俺のことは事務所に来て初めて知ったようだったから、俺たちが10年前に一度会ったことは、真緒さんに言ってないんだろ?」
「もちろんです!だって、出会ったばかりの、ほとんど見ず知らずと言ってもいい男の人の家にノコノコついて行ってしまったとか、しかも朝帰りしてしまったとか――その日はお姉ちゃんちに泊まることになってたけど、お姉ちゃんも彼氏の家に泊まってたから、気づかれずに済んだけど――と、とにかくっ!そんな、自分でもまさかそんな・・大胆なことをするなんて、想像すらしてなかった恥ずべき行為を・・それも途中から全然覚えてないことなのに、わざわざ懺悔するわけないでしょ!」
「え?ちょっと待った。“途中から全然覚えてない”って・・・」
「・・・あっ・・・!」
「もちろんです!だって、出会ったばかりの、ほとんど見ず知らずと言ってもいい男の人の家にノコノコついて行ってしまったとか、しかも朝帰りしてしまったとか――その日はお姉ちゃんちに泊まることになってたけど、お姉ちゃんも彼氏の家に泊まってたから、気づかれずに済んだけど――と、とにかくっ!そんな、自分でもまさかそんな・・大胆なことをするなんて、想像すらしてなかった恥ずべき行為を・・それも途中から全然覚えてないことなのに、わざわざ懺悔するわけないでしょ!」
「え?ちょっと待った。“途中から全然覚えてない”って・・・」
「・・・あっ・・・!」