恋よ、来い。 ~傷心デレラの忘れもの~
「はいこんばんわ~。ヨウナからは自分が来れない代わりに妹を寄越すって聞いてたけど・・湖都ちゃん、ホントに来たんだ」と日菜さんに言われた私は、「え?あぁ・・はぃ・・」と答えたものの、本当にここに来てよかったのか、“私が”合コンに参加してもいいのか、疑問に思ってしまった。
そんな不安気な表情が、モロ顔に出ていたのだろう。
日菜さんは、私を安心させようと思ってか、ニコッと微笑みながら、私の二の腕を軽くポンポンと叩いた。
「よく来たっ!会費の3000円は、ヨウナからもうもらってるよ。ここの飲食代は、その会費から支払うからね、お金のことは心配しなくていいよ」
「はい」
そんな不安気な表情が、モロ顔に出ていたのだろう。
日菜さんは、私を安心させようと思ってか、ニコッと微笑みながら、私の二の腕を軽くポンポンと叩いた。
「よく来たっ!会費の3000円は、ヨウナからもうもらってるよ。ここの飲食代は、その会費から支払うからね、お金のことは心配しなくていいよ」
「はい」