溺愛ラブ・マリッジ~冷徹上司が豹変しました~
翌日、会場で君嶋課長のご両親に初めて挨拶した。
いや、お義父さんとは二回目の対面だけど、嫁としては初めてだ。
「久保和奏です。
ふつつかものですがよろしくお願いします」
「このあいだのお嬢さんじゃないか。
ならなんであのとき言わなかった?
……いや待てよ。
久保和奏?
確か名前は深井小雪だって……」
どんどんお義父さんは不機嫌になっていくが、君嶋課長がかまう様子はない。
「小雪とは別れたけど、和奏と結婚した。
麗奈(れいな)以外の人間と結婚すれば跡は継がなくていい約束だろ」
「話が違うだろ!」
花嫁の替え玉なんて早々うまくいくはずないのだ。
いくら顔を知らないといっても、名前くらいは話しているはずだから。
「何度も言うが俺に跡を継ぐ気も、麗奈と結婚する気もない。
それに、和奏にも会社を辞める気はない」
いや、お義父さんとは二回目の対面だけど、嫁としては初めてだ。
「久保和奏です。
ふつつかものですがよろしくお願いします」
「このあいだのお嬢さんじゃないか。
ならなんであのとき言わなかった?
……いや待てよ。
久保和奏?
確か名前は深井小雪だって……」
どんどんお義父さんは不機嫌になっていくが、君嶋課長がかまう様子はない。
「小雪とは別れたけど、和奏と結婚した。
麗奈(れいな)以外の人間と結婚すれば跡は継がなくていい約束だろ」
「話が違うだろ!」
花嫁の替え玉なんて早々うまくいくはずないのだ。
いくら顔を知らないといっても、名前くらいは話しているはずだから。
「何度も言うが俺に跡を継ぐ気も、麗奈と結婚する気もない。
それに、和奏にも会社を辞める気はない」