輝く星をキミにあげる


「…嫉妬かもしれないけど…違うから。
昴がムカつくの…」




自分でもなにいってるかわかんないけど



そんなことを言ってしまう私。




「…んじゃ正直に言うわ。」




…?



今まで嘘ついてたの?





「実際俺は新と付き合って欲しくない。

あと、俺が好きな人いるって言ったのは

お前が俺に無関心すぎてムカついたから言った」




「…どういう…こと?」




「そのまんま」




優雅と付き合って欲しくないのは…なんで?




無関心でムカついたのはなんで?




…少しでも私に気があるから?




…昴





そう思っていいの?





「…まあ好きな人いるのは本当だけどな。

そのうち教えてやるよ」




「…なんでそんなの聞かなきゃいけないの」




「何?聞きたくないわけ??」




…私への気持ちは0%じゃないって




思ってもいいですか?




私は昴にデコピンをして




料理に戻った。
< 22 / 33 >

この作品をシェア

pagetop