君色エブリデイ
「ここが、こーで、こーなる!分かったか?」
「うん!お兄ちゃん、ありがとう!凄く助かった!」
お兄ちゃんのおかげで数学と理科の宿題は終わった。
感謝の意味を込めてギューっと抱きつくと、お兄ちゃんは嬉しそうな顔で「それは良かった。」と言って頭を撫でてくれた
「そろそろ飯にするぞ!」
「うん!」
気付けば夜になっていて2人でリビングまで降り食事を済ませた。
この家には私と、お兄ちゃんの2人で暮らしている。
パパとママは地方に住んでいる。
パパは仕事の都合で地方に転勤になり、それにママが一緒に付いていく形になった
私は、ここを離れたくなかったし、お兄ちゃんも大学生でバイトとかしてて忙しいから。ってことで、お兄ちゃんとこの家で2人で住むことになった。