実話『それでも、アタシは生きる』~消えた記憶~

家族


そのうちしゅんはうちに

ほとんどいるようになった。




合鍵を渡した。




初めて合鍵なんてつくった。



しゅんがうちにいるの

なんか嬉しかった。




なんか





ーー家族みたいーー







少し幸せな気持ちになった。

< 128 / 155 >

この作品をシェア

pagetop