Sweet break Ⅱ
『で?一応、言い訳があるなら聞こうか?』
『言い訳…』
『避けてた理由に決まってる』
権勢は明らかに関君の方が優勢で、私は完全に不利になってる。
『…だって、緊張するよ?関君、いつもだったら絶対しない仕事以外の話しだすし』
『するだろ普通』
『しかも周りに誰もいない時とか、何となく距離感とか詰めてくるし』
『それは…お前の気のせいだ』
『そのうち、いつもの関君に戻っちゃって、むしろ避けられてような気がしたし』
『誰のせいだよ』
関君は、もう一度溜息を吐くと、今度は真っすぐ私に視線を合わせて、聞いてくる。
『じゃ、嫌なわけじゃないんだな』
『?』
『つまり、嫌で避けてたわけじゃないんだな?』
『あ…うん』
ホッとしたような様子の関君に、ふと湧いた疑問(これは先月からずっと抱いていたもの)を、口にした。
『…関君』
『何だ』
『コレって、その…やっぱり、そういうこと?関君も、私のこと…ってことだよ…ね?』
『…』
関君が絶句し、唖然とした顔で私を見る。
あれ?私、変な質問をしたのだろうか?
だって、確認しないと、また同じことを繰り返しそうだから。