【続】strawberry tea
あたしは高校2年生。
蓮は高校1年生。
クラスも学年も違う
あたし達。
何度も同じクラスになりたいと思った。
けど、そんな事は
関係無かった。
年が離れてても、
不釣り合いでも、
それでも関係無い。
お互いがお互いを好きでいれば、それでいいんだから。
『守谷君のファンが沢山な上、冬嘉が嫉妬の嵐で大変だろうね~』
柚が遠い目をする。
「な、何言ってんの!?
嫉妬の嵐って何!?」
やっぱりあたし、この学校に来てツッコミの才能が開化しましたよ!?
『でもさぁ!
めちゃくちゃ楽しみだね~明日♪』
柚と一緒に蓮の応援か…
考えただけで
嬉しくなってしまう。
「ヤバいねっっ♪」
―放課後
『冬嘉!!』
あたしのクラスに、
蓮がやってきた。
すると、女子が一斉に蓮を見つめた。(怖)
目立ちすぎの蓮。
『格好良すぎ~!!』
『幸せ~』
『蓮くぅ~ん♪』
『こっち見て~!!』
女子達の黄色い悲鳴に近い声に、あたしも蓮も、柚も周りの男子達もタジタジだ。
そこらへんのアイドルより凄い声援だよ!?
蓮…アイドルかモデル目指せば良いんじゃ…?
そんな事を考えていると、蓮が群がる女子をかき分け、あたしの元へとやってきた。
『これから明日の球技大会の最終ミーティングがあるから一緒に帰れねぇんだ。先帰ってて。』
あ…そうなんだ。
大変なんだなぁ…
『やだよぅ~!終わるまで待ってるから!』
………は?
「康輝君!」『鮎川…』
あたしの声真似?(全く似てないが)をしたのは、康輝君だった。