【続】strawberry tea


あたしは高校2年生。
蓮は高校1年生。


クラスも学年も違う
あたし達。

何度も同じクラスになりたいと思った。



けど、そんな事は
関係無かった。


年が離れてても、
不釣り合いでも、
それでも関係無い。


お互いがお互いを好きでいれば、それでいいんだから。





『守谷君のファンが沢山な上、冬嘉が嫉妬の嵐で大変だろうね~』

柚が遠い目をする。



「な、何言ってんの!?
嫉妬の嵐って何!?」


やっぱりあたし、この学校に来てツッコミの才能が開化しましたよ!?




『でもさぁ!
めちゃくちゃ楽しみだね~明日♪』


柚と一緒に蓮の応援か…


考えただけで
嬉しくなってしまう。



「ヤバいねっっ♪」







―放課後


『冬嘉!!』


あたしのクラスに、
蓮がやってきた。


すると、女子が一斉に蓮を見つめた。(怖)



目立ちすぎの蓮。





『格好良すぎ~!!』
『幸せ~』
『蓮くぅ~ん♪』
『こっち見て~!!』


女子達の黄色い悲鳴に近い声に、あたしも蓮も、柚も周りの男子達もタジタジだ。


そこらへんのアイドルより凄い声援だよ!?


蓮…アイドルかモデル目指せば良いんじゃ…?





そんな事を考えていると、蓮が群がる女子をかき分け、あたしの元へとやってきた。




『これから明日の球技大会の最終ミーティングがあるから一緒に帰れねぇんだ。先帰ってて。』



あ…そうなんだ。
大変なんだなぁ…




『やだよぅ~!終わるまで待ってるから!』


………は?




「康輝君!」『鮎川…』


あたしの声真似?(全く似てないが)をしたのは、康輝君だった。

< 12 / 126 >

この作品をシェア

pagetop