【BL】貴方を好きになっていいですか?
直貴は、やっとか…と不満げに呟きながらも、
「電話入れましたよね?だけど彰さん出なかったから、いっそこのまま彰さんが帰ってきた時に脅かしてやろうって思いまして…」
「…悪趣味な」
直貴は強く、しかし両親に気づかれないように僕の手を握りしめ、
「俺、退院してきたんですよ?…これからはたっぷり甘えさせて下さいね?」
小声で僕の気持ちを揺すってきた。
「……判った」
赤面になりながらも僕は答える。
本社へ移動し、様々な難点も待ち受けるこの状況…。
だがしかし、直貴が戻ってきてくれた事によって、僕は今までの数百倍も仕事に精を出せそうだ。