向日葵◇ひまわり

父と子

ひまわりは
骨髄移植を受ける決意をした。


そして
洸はひまわりと生きるため、動き出す…。


「ひまわり、なかなか会いに来られなくなるかも知れないけど、俺のこと
信じて待っててほしい。」

そう言葉を残し、
病室を後にして
洸は穏雅先生の元に向かった。



「分かった…
こっちは任せておけ
…頼んだぞ

ただ、
アイツにはタイムリミットがある。
それもそう長くない…。」

穏雅先生は、廊下の窓から空を見上げて言った。


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