すべてを諦めていた私の、成功物語
あの言葉のおかげで、
私は小説を完結させる気になったんだ。


「知子、ありがと。」
「ん?なにが?」

小さく呟いたつもりだったのに…
知子の地獄耳!

「いや、あのときの言葉がなかったら
私、ここにいなかったなって。」
「あのときの言葉??」

覚えてないのかな?
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