能ある狼は牙を隠す
のうある おおかみ は きば を かくす【能ある狼は牙を隠す】
大切なものを抱えた狼は、それを傷つける可能性があるならば、たとえ己の自慢の牙であっても最後まで隠し通すこと。
Fin.
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温厚で落ち着いていて安心感抜群のザ・優等生
私が彼に対して抱いている印象は、
そんなところだ。
「――嘘つくの、下手だね」
今日、この時までは。
➸❤︎
「本当は、私、全然『いい子』なんかじゃない」
"いい子"代表の学級委員
九栗 朱南(Kuguri Syuna)
×
「俺は全然、『優等生』なんかじゃないよ」
ザ・優等生な学級委員
坂井 忍(Sakai Shinobu)
➸❤︎
「誰よりも笑わせたいのに、
誰よりも泣かせたくて、ごめん」
やっぱり君は凶悪だ。
なのに一等純粋で、素直で美しい。
「俺に壊される前に、俺から逃げて」
その瞳に巣食う凶暴さに、
愛しさとやるせなさで涙が零れた。
・
・
凡庸なラブストーリーなんかじゃない
これは私と彼の戦記
どうしようもない世界への、自分への、
二つのアンチテーゼ
・
・
「ぶっ壊そうよ。全部」
――いい子なんて、クソ食らえだ。
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惹かれた、というよりも
絆された、といった方が
正しかったかもしれない
とにもかくにも
遊び人だったクラスメートが
彼氏になりました。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ツンデレ / さばさば 彼女
西本 加夏(Nishimoto Kana)
×
健気 / 激重 彼氏
津山 岬(Tsuyama Misaki)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「……西本さん、俺のこと、嫌い?」
いつも不安そうに確かめる彼に
少しだけ、腹が立って
「ねえ、手繋いでいい?」
初心なふりして伺いを立てる仕草を
可愛い、とか思ってしまって
「この前だって、あの人に触られてた」
ちょっとしたことですぐ不機嫌になる。
.
.
これはきっと、彼の純情と私の怠惰
僅かに芽生えたあの日から
しっかり根付いた今日までの
遠くてもどかしい回り道
.
.
「俺を捨てないで」
・・・・・・・・・・
Attention!
この物語は、法律・法令に反する行為を
容認、推奨するものではありません。
未成年の飲酒は法律で禁止されています。
・・・・・・・・・・
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「ただいま。奈々ちゃん」
七年前、いなくなった幼馴染が、
この町に帰ってきた。
◇
「お願いだから、もう会いに来ないで」
此花 奈々(Konoha Nana)
×
「僕、もうどこにも行かないよ」
暮町 絢斗(Kuremati Ayato)
◇
「いつでも呼んで。三分で行くから」
ブラジルでも裏側でも、
たとえ北極にいたとしても。
凍えて死ぬまで待ってるから、来て欲しい。
「ずっと一緒にいたいよ。
それって、好きってことじゃないの?」
.
・
*
やっと会えたね
ハロー、私の、愛しの
インスタントヒーロー
*
・
.
「二人でいれば、なんにも怖くないよ」
これが私たちの
限りなく優しく、限りなく残酷な終着点だ。
きゅうう 様
もも 様
素敵なレビューありがとうございます◎
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