【長完】Keeper.l
上からは、少し不機嫌そうな声をした金髪の声が降りてくる。
だってさ。
『あんたらは、どう見てもレディースでしょう?
もしも、同盟を組んでいるのならば、神龍に女メンバーが一人増えたってことは知らされているかもしれない。
だけれど、もしも敵だったら?いっかんせん、関東No.2の情報がこんなにも軽くでまわってるのはやばいはずだ。
だから、カマをかけたの。
それに、敵だった場合、実際は姫じゃない私がこの場を制圧してこの女達を絞めて千歩に危害を加えるものは先に潰しておくことも出来る。
自分の性別くらい、有効活用しなきゃでしょ?
意味、分かる?』
「でもぉ、それ、貴方が危なかったかもしれないのよぉ?
その事は考えなかったの?」
舞花に問われ、片眉を上げる。
『何言ってるの?あなた。
私がこんな程度のヤツらに負けるわけないでしょ?もちろん、あんたにもな、レディースの総長さん。』
「わぁお。」
驚かれた。金髪も軽く目を見開いている。
だってさ。
『あんたらは、どう見てもレディースでしょう?
もしも、同盟を組んでいるのならば、神龍に女メンバーが一人増えたってことは知らされているかもしれない。
だけれど、もしも敵だったら?いっかんせん、関東No.2の情報がこんなにも軽くでまわってるのはやばいはずだ。
だから、カマをかけたの。
それに、敵だった場合、実際は姫じゃない私がこの場を制圧してこの女達を絞めて千歩に危害を加えるものは先に潰しておくことも出来る。
自分の性別くらい、有効活用しなきゃでしょ?
意味、分かる?』
「でもぉ、それ、貴方が危なかったかもしれないのよぉ?
その事は考えなかったの?」
舞花に問われ、片眉を上げる。
『何言ってるの?あなた。
私がこんな程度のヤツらに負けるわけないでしょ?もちろん、あんたにもな、レディースの総長さん。』
「わぁお。」
驚かれた。金髪も軽く目を見開いている。