【長完】Keeper.l
「じゃあ、千歩、挨拶してくれるか?」
「は、はい!!」
総長さんがみんなに紹介をするから、と招集を掛けて花緋ちゃんを含む幹部の人達と一緒に段の上で立っていた今、自分の口から自己紹介をするように言われた。
「ま、松浦千歩です、至らないところもあると思いますがよろしくお願いします!!!」
ぺこり、と頭を下げれば隣から私の頭を撫でてくれる総長さんと、後ろで私を見守るように笑ってくれる幹部の人達。
自分の足元から頭を上げて前を見れば笑ってくれるみんなの姿があった。もう、1人じゃないんだと、感じた瞬間だった。
凛蝶はまぁ、神龍と仕組みは大差ない。総長と副総長の椛さん。それから花緋ちゃん含む幹部3人の計5人に準幹部3人。
派手に喧嘩をして傷をこさえて、それを武勇伝のように自慢するとても暖かいレディースだった。
「ほら千歩!!拳にもっと勢いつけて!!」
「こ、こうですか?!」
「うーん、こー、なんて言うの?そいっ!って感じ。」
「花緋の説明じゃ分かるものも分からないでしょ……、あーもう!いい?拳に全体重を乗っけるイメージで素早く突き出す!」
「突き出す!」
「うんうん、さっきよりはマシかな。あとは空手とかやってればプラスになるんだけどね、まぁ女子は男子達と違って鉄パイプなんか持って戦うことが多いから筋力は必要かもね。」
「分かりました、椛さんありがとうございます!」
「千歩!ご飯食べいこ!」
「お誕生日おめでとう!」
「お腹空いた〜」
「あけましておめでとう!」
この日々が、ずっと続くと、思っていた。
全てそれは、私の幻想だった。
私が弱かったから。
「は、はい!!」
総長さんがみんなに紹介をするから、と招集を掛けて花緋ちゃんを含む幹部の人達と一緒に段の上で立っていた今、自分の口から自己紹介をするように言われた。
「ま、松浦千歩です、至らないところもあると思いますがよろしくお願いします!!!」
ぺこり、と頭を下げれば隣から私の頭を撫でてくれる総長さんと、後ろで私を見守るように笑ってくれる幹部の人達。
自分の足元から頭を上げて前を見れば笑ってくれるみんなの姿があった。もう、1人じゃないんだと、感じた瞬間だった。
凛蝶はまぁ、神龍と仕組みは大差ない。総長と副総長の椛さん。それから花緋ちゃん含む幹部3人の計5人に準幹部3人。
派手に喧嘩をして傷をこさえて、それを武勇伝のように自慢するとても暖かいレディースだった。
「ほら千歩!!拳にもっと勢いつけて!!」
「こ、こうですか?!」
「うーん、こー、なんて言うの?そいっ!って感じ。」
「花緋の説明じゃ分かるものも分からないでしょ……、あーもう!いい?拳に全体重を乗っけるイメージで素早く突き出す!」
「突き出す!」
「うんうん、さっきよりはマシかな。あとは空手とかやってればプラスになるんだけどね、まぁ女子は男子達と違って鉄パイプなんか持って戦うことが多いから筋力は必要かもね。」
「分かりました、椛さんありがとうございます!」
「千歩!ご飯食べいこ!」
「お誕生日おめでとう!」
「お腹空いた〜」
「あけましておめでとう!」
この日々が、ずっと続くと、思っていた。
全てそれは、私の幻想だった。
私が弱かったから。