キミと一緒なら
「・・・裕哉、さん??」
なんで疑問符付くんだよ。
さん付けも・・・。
「さんはいらない。あと、敬語も禁止!」
少し恥ずかしがりながら、呼んでくれたことが嬉しかったりもする。
実はね・・・。
「わかった?」
時間差はあったけど、陽菜がコクンと頷いてくれた。
「陽菜みたいな可愛い子がこんな暗い中1人で居たら危ないよ?連れ去られちゃう」
「・・・もう既に連れ去られてるよ。知らない人に・・・」
「知らないことねーだろ?俺は内藤 裕哉だからな?」
いつになったら、知らない人から知ってる人に変えてくれるんだろう??
俺は、前を向いて、運転に集中し始めた。
でも、視線を感じて全然集中できないんだよな・・・
さっきから。