キミと一緒なら
しばらくして、高台にある公園についた。
奥の方へ進むと、綺麗な夜景が一望出来る。
「綺麗だね」
「だろ?俺のお気に入りの場所!陽菜にしか教えたことない」
「えっ?そうなの?」
「ああ」
そんなのいいのかな?
裕哉のお気に入りの場所を初めて教える相手が私で・・・
「陽菜に見せたかった」
こんな綺麗な場所があるなんて、初めて知った。
でも、今は私一人じゃ来れないね。
遠いし、車もないし・・・。
「陽菜」
「ん?」
裕哉に名前を呼ばれて振り返った。
「はい、改めて誕生日おめでとう!」
そう言いながら、私にひとつの小さな紙袋が手渡された。
「俺からの誕生日プレゼント!」
「えっ・・・??」