わたしのキャラメル王子様・番外編

「入浴剤もあることだし、温泉旅行の練習しよっか」



「旅行の練習って?」



「今から一緒にお風呂に入るの♪」



「ええっ!無理だよぉ〜!」



初心者にはハードル高すぎるよね?



「そんな拒否られたら傷つくじゃん!」



「だっていきなりそんな!」



そんなお風呂でくつろげるわけがない!



「田皆と川崎さんは入ったことあるんだって」



「えーっっっ!」



顔を赤らめて小声で爆弾発言しないでよぉ。



「俺、田皆に負けたくない!」



「変なとこで負けず嫌い出さないの!」



それにしても。
不意打ちで知らされる知り合いのそういう話って心がざわつく……。



新学期、二人が一緒にいるところを直視できなくなりそう。



お風呂であの二人が仲良くゴシゴシ?
それすら恥ずかしいのに、それだけですむの?



ついでに自分たちバージョンをシュミレーションしてみた。



「キャーやだやだ!」



「何想像してんの!?」



シュミレーションしたらダメなやつだった!



「せめて泡ぶろに!ずっと目隠ししてあと電気消して~!家中のぉ~!」



「それ逆にヤバイでしょ」



一人でパニクってたら、悠君に大笑いされていた。

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