わたしのキャラメル王子様・番外編
「じゃ、そのうち」
「う……うん」
それまでに痩せないと。
お腹ひっこめておかないと。
いやいや!その前に合格しないと!
自分に自信が持てれば
少しは恥ずかしさを克服できるかもしれない。
初めての恋は戸惑うことばっかり。
でもこうやってちょっとずつ
大人に近づいていくのかな、私たち。
不安そうに見えたのか、悠君が頭を撫でてくれたから、ちょっと胸が痛んだ。
「努力してみるね」
主に勉強と体重管理などを。
「頑張らなくていいよ」
頭を引き寄せられてこめかみの辺りにチュッて。しあわせすぎて、死にそうになる。
「だって別にお風呂じゃなくてもいいもん」
「何の話、かな?」
たまに見せる
その色っぽい目線はなんなのか。
「ベッドで充分だもん」
「ばっ、バカっ!
悠君いつからそんなキャラになったの?」
勢いで言ってしまった。
「お姫様のせいで王子様は理性というものを失ったのでした。めでたしめでたし♪」
「なんもめでたくないでしょ!」
「いーの。俺今、ちょーしあわせだから」
楽しそうに笑ってる悠君が
やっぱり王子様に見える。
やっぱり私、恋の病(末期)にかかってると思うんだ。