白き桜と黒き神
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「お前がそんな奴だったなんて…」

ナンデ?

「二度と俺たちの前に現れるな!!!!!!!」

ドウシテ?

「貴方がそんな人だったなんて、幻滅しました…」



───ドウシテ、シンジテクレナイノ?


























──【お前なんてイラナイ】











『──いやあぁぁぁあっ!!!!!!!』


「…ら!!!!!!!…くら!!!!!!!桜雨!!!!!!!」


大きく肩を揺さぶられ、目の前の男の子に意識が戻る


『………れーじっ…』


怜治は整った顔を歪ませ、心配そうに顔を覗き込む


「また、あの夢を見たの…?」


そっと囁くように問いかけると、零れ落ちる涙を指で拭う


私はその質問に答えることはなく、そのままぎゅっと抱き着いた


怜治は何を言うわけでもなく、ただ頭を撫でてくれた。


暫くすると乱れた呼吸も元に戻り、混乱していた頭も冴える


『ごめん。もう大丈夫。』


「…そっか。…朝ごはん出来てるよ。食べよっか」


怜治はそれ以上追求せず、すっと立ち上がると手を差し出す。


その手を取り、私たちはリビングへと足を進めた
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