ふたりの彼女と、この出来事。
(新版)
広海君がさっさとタオルと着替えを取って洗面室にバタンと入っていった。
「…」
やがて浴室の扉をガチャンと閉める音が。
(…なんだかこの春から、こんな事ばかりやってるような)
ミライが広海君に代わっただけで、フロから上がるのを部屋で待つって状況に変わりはない。
とりあえずピザを頼んで、届いたピザをローテーブルに置いて待つ事15分、広海君がちょっとだぶだぶのパジャマを着て、すっかりリラックスモードで洗面室から出てきた。
スッピンになると顔の印象が随分おとなしくなる。
「お待たせー。先生、ビール飲むでしょ」
と言うが早いか冷蔵庫を開けて缶ビールを3本手に取って寄って来る広海君。
そのままローテーブルの横に座り込むなりプシュッと1本開けてグビッグビッと飲み始めた。
「プハ~、おいしい~」
って、仕事帰りの中年男かっ。
(ホント好きなんだな)
美味しそうに微笑んでる顔を横からじっと見つめる。
と、ハッと気づいた広海君が向き直ってきた。
「あ、ごめんなさい乾杯もしないでー」
いやいや、そんな事を言ってるんじゃないけど。
と構わず広海君がもう1本開けて僕の手に持たせてきた。
「…」
やがて浴室の扉をガチャンと閉める音が。
(…なんだかこの春から、こんな事ばかりやってるような)
ミライが広海君に代わっただけで、フロから上がるのを部屋で待つって状況に変わりはない。
とりあえずピザを頼んで、届いたピザをローテーブルに置いて待つ事15分、広海君がちょっとだぶだぶのパジャマを着て、すっかりリラックスモードで洗面室から出てきた。
スッピンになると顔の印象が随分おとなしくなる。
「お待たせー。先生、ビール飲むでしょ」
と言うが早いか冷蔵庫を開けて缶ビールを3本手に取って寄って来る広海君。
そのままローテーブルの横に座り込むなりプシュッと1本開けてグビッグビッと飲み始めた。
「プハ~、おいしい~」
って、仕事帰りの中年男かっ。
(ホント好きなんだな)
美味しそうに微笑んでる顔を横からじっと見つめる。
と、ハッと気づいた広海君が向き直ってきた。
「あ、ごめんなさい乾杯もしないでー」
いやいや、そんな事を言ってるんじゃないけど。
と構わず広海君がもう1本開けて僕の手に持たせてきた。