* KING+1 *
Salle commémorative
朝になり 起きたら夢でした…っていうのは小説やドラマの中の出来事なんだなと本気で思った。


だって私一人で寝てないよ?!隣で副社長に抱きしめられてるとか、絶対おかしなシチュエーションだし…


「おはよう杏果。朝から可愛い寝顔見せてもらったよ。」


な、なんで?朝からニッコリ笑う爽やかな顔のイケメンは何でも許されると思ったら大間違いだって気付かせようか?


「おはようございます。朝からふざけ過ぎて全くもって 笑えないんですが…」


じと目で睨んで見せても、相手は私より上手のモテメン。


「その顔わざと?俺の事煽ってるとしか思わないんだけど?」


クスクス笑いながら、私の攻撃はビクともしないし…


「ん~離れたくないけど 起きなきゃだね…今日はさ、杏果忙しいから早く用意してもらうか…30分しか時間ないけど大丈夫かい?」


「30分もあるんですか?全然余裕です。シャワーもご飯も食べる時間があります。」


「は?杏果って何者?」


「いえ、ただの一般人で間違いないかと?」


急いで起き上がりシャワーを浴びに移動するが為に まとわりつく副社長を離す為に いつもの癖の様に おでこにキスを落とす…


「///えっ」


固まる人をスルーして シャワールームに向かう私は あれ何か間違った?と思ったけれど、時間に追われている事もあり 細かい事は気にしないようにしたのである。


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