母へ。
新たな生活スタート
さて、4歳の私にとって
初めての引越しを終えた後日、
通っていた保育園へ行くための身支度をしていた。
と言ってもまだ何も出来ない私。

当時の私の髪は、とてつもない天パで、
クルンクルンとなっていたので、
オカンは髪をまとめる時、一苦労していた。
大抵は、ポニーテールか二つ結び。

支度を終えたら、坂道の下にある
大通りの道路まで出て、
保育園バスが来る所定の場所まで行く。
そこには同じくバスを待つ友達と、
そのお母さん達がいる。

バスで保育園まで行き、
帰りは仕事を終えたオカンが
自転車で迎えに来てくれる。
自転車の後部には小さい子が
乗るために取り付けられた座席があり、
体を抱えられ、そこに座らせられていた。

保育園の向かい合わせの先には、
駄菓子屋があった。

時々、オカンに泣くまでのおねだりをして
駄菓子屋さんでお菓子を買ってもらっていた。
指輪のようにはめれる飴と、糸がついた先に三角形の飴、メロンのような容器に入ったアイスなど。

兄弟にバレないように、帰りつくまでに食べ尽くす約束で買ってもらっていた。

帰宅すれば家事と兄弟とで
オカンとの時間が無くなる。
だから、帰り道は

ポッポッポーハトポッポー

ぞーぅさん、ぞーぅさん、おー鼻が長いのね

保育園で習ったことをオカンにお披露目。

そんなある日、なぜこんなことがあったのか。
今でも当時の私を謎に思ってしまう。

それはある日、保育園の支度をしていた時のこと。
その日は保育園バスの到着まで支度が間に合わず、
オカンが保育園まで自転車に乗せて
送り届けることになった。

保育園まで無事に送り届けた後、
オカンは手を振りながら去っていこうとする。
しかし、私は寂しくなった。
何か怖い事がおきそうな予感がして、
オカンが去っていくのを拒み、大泣きした。
それでもオカンはお構いなしに去ったけど。

まぁ何事もございませんでした。
ほんとなんであんな気持ちになったのか・・・。
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