木のなる実
初めは、電話どうなるかと思ったけど
思った以上に話が弾む。


どちらかと言うと
私が一方的に話す方が多いけど
それを愛騎が
優しく「うんうん。」
と聞いてくれる。

それがすごく心地よかった。

電話をしていると
時を忘れていた。


奈留 「あっ!0:00過ぎてるじゃん!」


愛 「あっ。本当だ。」


奈留 「明日学校は?」


愛 「あるよ!」


奈留 「寝なきゃだよね?」


愛 「そうだね。」


奈留 「こんな時間までごめんなさい。」


愛 「大丈夫だよ。それより明日?もう今日かLIVE初日でしょ?」


奈留 「そーなの!めっちゃ楽しみなの!」


愛 「楽しんできてね!」


奈留 「ありがとー!したらまたLINEするね?」


愛 「はーい。わかったよ。」


電話を終え、そのまますぐに眠っていた。
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