監禁少女
開いた壁の向こう側からは大型のモニターが現れた。


「なにこれ」


ドアを壊そうとしていた音も椅子を置き、そう呟いた。


「モニター?」


美世が眉間に眉をよせてそう言った。


全員の視線がモニターに釘づけになった時、画面に光が灯った。


その眩しさに目を細める。


モニターの中に出て来たのは覆面男の1人だった。

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